tsumiki証券からSBI証券へ投資信託の乗り換えを行いました。
乗り換えに伴い、新NISA口座の成長投資枠の今年の残り分160万円を一括で使い切りました。
新NISA口座は毎月積み立てを基本方針としていますが、tsumiki証券と大和コネクト証券の投資信託は乗り換え資金として積み立ててきており、その第1弾となります。
tsumiki証券の口座開設経緯
tsumiki証券は、年間積立額に応じたポイント付与サービスである「がんばってるね!ポイント」のポイント付与率積み上げのために口座開設をしました。
その後、エポスゴールドカードのインビテーションと投信積立ポイント付与のために利用を継続してきました。
投信積立によるポイント付与は、現在のように充実しておらず、口座開設当時はクレジットカード積立が始まる前だったと記憶しています。
結果として、2020年4月から2025年1月まで、月額3,000~100,000円の積み立てを行ってきました。
投資信託の乗り換えは同日・同額・同投資対象乗り換えが基本
同日・同額・同投資対象
乗り換えに時差が生じると、売却した価格よりも安く購入できれば得をすることになりますが、高くなってしまうと損をすることになってしまいます。
従って、同日に同額で乗り換えを行うことでそのリスクをなくします。
そのためには、売却額と同額の現金が一時的に必要になります。
また、投資対象は同じでないとそもそもリスクが変わってきます。
含み益が限りなくゼロのタイミング
含み益が限りなくゼロに近づいたタイミングで乗り換えを実行することで税金を抑えることができます。
今回は、ポイントプログラムの改悪とポイントの集計期間、株安のタイミングが重なったため、乗り換えを実行するにはよいタイミングだと判断しました。
セゾングロバラ→オルカンへ乗り換えの問題点と結論
問題1:投資対象
セゾン・グローバルバランスファンドは、株式:債券=50:50であり、株式部分は全世界株式であるものの、債券が50%含まれています。
それに対して、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は全世界株式100%となります。
従って、投資対象が異なります。
問題2:成長投資枠の残枠不足
今年の新NISAの成長投資枠の残枠160万円に対して、セゾングロバラの売却額は約190万円と残枠を超過する問題が生じました。
セゾングロバラの売却額を160万円になるように調整して残りは来年まで残しておくか?
成長投資枠の残枠超過分を特定口座で購入するか?
結論
セゾングロバラの売却額約190万円のうち、株式部分は95万円です。
しかし、残りの債券部分95万円もリスク自体はあります。
以上を総合して、そもそも投資対象自体が異なるのに手間をかけてまで金額を一致させることまではせず、セゾングロバラは全数売却、オルカンは成長投資枠の残枠分160万円の購入をして乗り換えを完了することにしました。
取引履歴
約定までのスケジュールは証券会社によってだけでなく、商品によっても異なります。
約定日が同日になるようにそれぞれの証券会社でスケジュールを確認して注文を出します。
今回は、4/8にtsumiki証券で売り注文、4/9にSBI証券で買い注文を出し、無事に4/11に同日約定となりました。
tsumiki証券

SBI証券

※左端が約定日です
まとめ
始めて投資信託の乗り換えを行いました。
基本的に投資信託はバイ&ホールドで一度購入したら売却はしません。
新NISAの1,800万円の枠を使い切るにあたり、現金で置いておくくらいならクレジットカード積立によるポイントを獲得しつつ値上がり益を狙う目的で積み立てている分の乗り換えとなります。
tsumiki証券は役割を終えたため、口座を解約します。
残る乗り換えは、大和コネクト証券のeMAXIS Slim先進国株式となります。
コメント