保有している個別日本株が決算を迎えたため、記録しておきたいと思います。
コーア商事ホールディングス(9273)
6月期決算企業で5月12日に第3四半期決算の発表が行われました。
前年同期比で売上高17.0%増、営業利益21.1%増、純利益21.5%増と順調に2桁成長を維持しています。
通期業績見通しに対しては、売上高81.1%、営業利益88.9%の進捗率であり、上方修正が発表されました。上方修正後では、売上高73.3%、営業利益77.2%の進捗率となります。
配当は右肩上がりで増えてきているものの、配当性向は、前期18.5%、今期22.0%となっています。
5月27日時点での予想配当利回りは1.35%、PERは15.11、予想PERは14.04となっています。
グッドスピード(7676)
9月期決算企業で5月13日に第2四半期決算の発表が行われました。
前年同期比で売上高25.1%増、営業利益79.8%増と順調に2桁成長を維持していますが、純利益は26.8%減となっています。
通期業績見通しに対しては、売上高43.0%、営業利益35.5%の進捗率であり、50%を下回っていますが、個人投資家向け会社説明資料では概ね当初計画通りの進捗と発表されています。売上高は10月~3月の上半期/1Q・2Qよりも4月~9月の下半期/3Q・4Qに大きくなる傾向があるとされており、実際、前年の実績では売上高46.1%、営業利益32.5%でした。
配当はありません。
5月27日時点でのPERは13.49、予想PERは12.15となっています。
ヒガシ21(9029)
3月期決算企業で5月11日に通期決算の発表が行われました。
前年同期比で売上高14.4%増、営業利益44.2%増、純利益68.1%増と2桁成長で過去最高益を更新しています。
2020年に発表された中期経営計画の2023年3月期の計画値が上方修正されています。
運送業界は人手不足と言われており、2030年に向けて需要は増えていくにもかかわらず、供給は不足していくと予想されていますが、この会社では従業員は順調に増えています。従業員数は2021年3月期998名から2022年3月期1,113名に増えており、2023年3月期1,150名予想としています。
配当性向30%以上を方針としており、増益に伴って配当金も増えてきています。
5月27日時点での予想配当利回りは4.03%、PERは7.51、予想PERは7.65となっています。
イオンフィナンシャルサービス(8570)
2月期決算企業で4月7日に通期決算を発表しています。
前年同期比で売上高3.4%減、営業利益44.8%増、純利益70.8%増でした。低成長ではありますが、7期連続で過去最高益を更新しています。
配当金は2007年2月期から2020年2月期まで現状維持から増配を続けてきましたが、2021年2月期に年間配当が68円から34円と減配しましたが、2022年2月期は50円まで回復しています。
配当性向は公約していませんが、前々期実績43.0%、前期実績41.5%、今期35.7%、来期予想40.0%となっており、減配していますが業績に応じて連動していることから、増益になれば増配となる可能性はあると思います。
5月27日時点での予想配当利回りは4.17%、PERは8.56、予想PERは7.65となっています。
アルテリア・ネットワークス(4423)
3月期決算企業で5月13日に通期決算の発表が行われました。
前年同期比で売上高3.9%増、営業利益7.6%増、純利益9.0%増でした。低成長ではありますが、7期連続で過去最高益を更新しています。
配当性向50%程度を基本方針としており、前期実績50.0%、今期も増益分を増配して50.0%をキープしています。
5月27日時点での予想配当利回りは4.88%、PERは10.25、予想PERは10.24となっています。
まとめ
株式投資ではファンダメンタルズ分析とテクニカル分析がありますが、最低限の財務状況と決算確認は行っていきたいと思います。
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